幼児教育においても、スクール通いするとなれば、初対面の挨拶からがスタートとなります。日本の大人の多くは、お互いに初対面であれば、比較的堅苦しい挨拶からですが、幼児期では比較的フレンドリー、笑顔であったり、ボディタッチが基本です。大人は話が途切れないように、相手に負担にならないように話題を提供するので、教育の場においては、同志であっても打ち解けることが苦手です。自己紹介も幼児教育においてはあまり深いところまで触れないようです。いきなり、「自己紹介してください」と言われても、名前を言うくらいで終わりでしょう。冗談を交えるのは日本人の苦手分野、でも、何にでも関心や興味を示す幼児期の子供たちは、外国人の子供たちとの携わり一つで、真面目になりすぎず、冗談を言って場を和ませる配慮を自然に身につけていくようです。コミュニケーションが一方通行になることは幼児教育にはつきもの、それは、集中していたり、はたまた、語彙力の乏しさですが、会話はターンテイキングで進めるように、先生方は考えているようで、そうしたスクールでは、子供たちが質問を投げかけながら、話し上手、聞き上手になっています。